こんにちは!さて、今回は『あのお方の御父上』と対面が叶いましたので、そのエピソードを書きたいと思います。
『以前は色んな神社に呼ばれていたのに、伊勢神宮参拝後はめっきり呼ばれなくなった』とブログで書きました。
美鈴をしきりに呼んで下さった方の一人が、クシヒコさん(一般的にはオオクニヌシと呼ばれる)の御父上のオホナムチさんだったのです。

そこで『オホナムチさんにお会いしようと思うのですが、いかがでしょう?』と眷属の方に尋ねると、
『ぜひ行くがよい。さぞ喜ばれるであろう』ということで、
早速、日を選んでオホナムチさんが呼んでくださった二荒山神社(栃木県日光市鎮座)に向かったのでした。
(ちなみに栃木県は関東なので、日光はさほど遠くないです)
日光二荒山の由来
ホツマツタヱによると、カミヨ(上古代)の時代の重鎮、ヲバシリさん(=香取神宮の祭神 フツヌシさんと同一人物とされる)は馬術の名手でした。
そこで、オホナムチさんの次男のアチスキタカヒコネさんはヲバシリさんから馬術を習得します。
高度な乗馬術、『アレノリワザ』を習得したタカヒコネさんは、アマテルカミ(天照大神)から『フタアレカミ』の褒め名を賜ります。
この『フタアレ』に後世、『二荒』の漢字があてられ、『二荒』を音読みして『ニコウ、ニッコウ』という名称になったそうです。
日光一帯はタカヒコネさんが馬術練習を行うのに最適な地であったと池田氏は述べています。
なんと!ニニキネ様やホホテミ様まで、タカヒコネさんに馬術を教わりにお出ましになられたそうです。(凄い方だったんですね!)
ちなみに要人お迎えした行宮が宇都宮市に鎮座する二荒山神社と想定されています。

日光二荒山の御祭神
二荒山神社のホームページを見ると、御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)とあります。
オホナムチさんは、ご自身を祭る神社が多数あるなかでも、日光二荒山を指定されました。
恐らくこの神社の方はオホナムチさんの由緒をちゃんとわかっておられて、オホナムチさんを大切にお祀りしているのだと思います。

オホナムチさんは国譲りの後、ツガル(岩木山山麓一帯)で豊かな国をつくり、ウツクシタマの讃え名が与えられたあります。
きっと、東北方面に向かった史実が正しいと伝えたいご意思もあったのかもしれませんね。
オホナムチ=オオクニヌシは同一人物?
さて、一般的にはオホナムチさん(大貴己命)はオオクニヌシ(大国主)と同一人物説があるようです。
ホツマツタヱでは、オオクニヌシはオホナムチさんの息子のクシヒコさんとなっています。

では実際に美鈴が参拝したところ、オオクニヌシを祀る神社では、息子のクシヒコさんにお会いしました。
今回初めて、オホナムチさんとはっきりご対面するので、ちょっとドキドキしましたが、早速鳥居を抜けて、二荒山神社へ参拝に向かいます。
折しも雨が降っていて、日光一帯に霧がかかっていました。
さて、オホナムチさんは一体どんな方だったのでしょうか?
長くなりましたので、続きは次回紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございました!
参考図書:ホツマ辞典:池田満氏著