こんにちは!今日はコノハナサクヤヒメことアシツヒメに縁の神社をご紹介します。
アシツヒメとは、皇孫ニニキネ様の正妃であり、アマテルカミ(天照大神)の孫でもあります。そして、

コノハナサクヤヒメを詳しく知りたい方は以下の記事をお読みください。

例によって、神奈川県神社庁のホームページで浅間神社の一覧を見ていたところ、
神奈川県大和市に鎮座する公所(ぐぞと読むらしい)浅間神社が気になったので訪問することにしました。
アシツヒメの地元
アシツヒメはアマテルカミの正妃ムカツヒメのご実家オオヤマスミ家のご出身です。
浅間神社の多さから見ても、富士南麓~大山周辺はアシツヒメの地元であることは動かないと思います。

この神社のすぐ傍には下鶴間甲一合遺跡もあるし、見るからにアシツヒメがお出ましになりそうな神社です。

こちらの神社は入口が2つあって、拝殿正面の鳥居ではなく、社務所の方から入ってしまいました。
いきなり目の前に神明造の拝殿が現れたのでびっくりしましたが、丁寧にお辞儀をしてご挨拶をします。

アシツヒメはスピリチュアルなお方
実はアシツヒメの母君であるエノシマカミ(江島神社 辺津宮祭神)には何度もお会いしていたのですが、御娘のアシツヒメとご対面するのは初めてなので少し緊張しました。

ニニキネ様の疑いを晴らすために、ご自身がお産みになられた三人の御子と共に小屋に入り、
火を放ったエピソードはあまりに衝撃的で、一体どんな方なのだろう?と思っていました。
頻繁に参拝に来ているらしい男性が去った後、拝殿前には美鈴一人になりました。
早速祝詞を奏上すると、突如拝殿手前の木に何十匹もの鳥の大群が飛んできました。

通常、夕方になると鳥の大群がねぐらがある木に飛んできます。しかし今は朝一番、鳥の大群がねぐらに帰る時間ではありません。
そして、大群の鳥たちとともにアシツヒメがお出ましになったのです。
アシツヒメの涙
自己紹介と多大な貢献をして下さった感謝をお伝えすると、なんとアシツヒメはお泣きになるではありませんか。
言うに言えない思いを抱え、感極まって泣いているという感じです。

(余談ですが、泣き方までウガヤフキアハセズ様にそっくりでした)
『あのう。。。』と問いかけても、お返事がありません。
思わず『そんなにお泣きにならないでください』と言いかけた時、ふっと、アシツヒメの気配がなくなりました。
『どういうことなんだろう?』ずっと頭に疑問が残り、その後も何度か参拝にお伺いしたのですが、アシツヒメの気配は感じるものの、美鈴の前に姿を現さなかったのです。
涙の理由
美鈴なりにアシツヒメの涙の理由を考えてみました。母君のエノシマカミと未だに確執がある?いやいや、既に二千年以上も前の話です。

それに三男のホホテミ様は立派なアマカミ(天皇)にまでなられています。
『もしかして、通説とホツマツタヱの逸話が違うからかな?』と思ったのです。
実は美鈴は一般的に知られている内容をほとんど知りません。そこでニニキネ様とアシツヒメの一般的に知られている内容をネットで探して読んでみました。
正直、ショックを受けました。ホツマツタヱに書かれている内容とあまりにかけ離れているし、御父上のヤマスミさんがニニキネ様に対して、かなりぞんざいな物の言い方をしています。
これは事実ではありません。御父上のヤマスミさんは大山阿夫利神社でお会いしていますが、とっても愛情あふれる優しい方だったのです。
それに、全国的に功績を立てられたニニキネ様に対して、ぞんざいな口をきける人など一人もいなかったはずです。
恐らくこれなんだと思う。(それにニニキネ様の功績が知られていないのもお辛いのだと思う)
アシツヒメその後
昨年末、ニニキネ様に小田原の賀茂神社でお会いしたことをきっかけに、ニニキネ様とコノハナサクヤヒメの記事を書いた後に、再びアシツヒメにお会いしました。
なんと、アシツヒメはお顔も明るく晴々として、それはお喜びだったのです。
『やはりそうでしたか、ニニキネ様とコノハナサクヤヒメの真実のエピソードを知って欲しかったんですね』

美鈴が公所浅間神社でお会いしたのは、二千年以上経っても一途にニニキネ様を思い続ける妃(コノハナサクヤヒメ)の姿だったのです。
おまけ
アシツヒメは実に様々な姿でお出ましになることがあります。
ある時は可愛らしい龍雲でお出ましになられたり、、、

またある時はヒヨドリの姿でお出ましになります。

もし、皆さんの周りに大きな龍雲や、ヒヨドリが現れたら、アシツヒメ=コノハナサクヤヒメが見守って下さっているサインかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました!